7年前の春の出来事
私の息子が小学3年生の2月、突然学校に行きたくないと言い出しました。
その日は休ませたのですが、次の日も、その次の日も行きたくないの一点張。
しかし数日後にとりあえず保健室に登校することが出来るようになりました。
担任の先生には、無理に教室へ連れて行かないようにお願いしたのですが、なぜか連れて行ってしまい、また、行きたくない!と家から出なくなりました。
しかし4年生になると、順調に登校し始めたのでホッとしたのも束の間。ゴールデンウィークあけから、本格的に不登校へと突入しました。
担任や生徒指導の先生と何度も話し合いをしましたが、不登校になる理由に心当たりが無いと言われ、当時私は仕事をしていたので、そのことが原因かと思い会社も辞めましたが、それでも学校に行くようにはなりませんでした。
暗黒時代への突入でした。
外部の不登校支援カウンセリングも何度も受けましたが、不登校の理由は分からず、私は途方に暮れるばかり。
アドバイスも、学校へ戻るようになるには時間がかかるので、ゆっくり見守っていきましょう、と、いつも同じような内容でした。
不登校関連の書籍も何冊も(10冊以上)読みましたが、どれも解決の糸口は見つけられませんでした。
こんな状態が続き、時には子供に「学校は行くものなんだよ!」と怒鳴り散らしたこともありました。
今にして思えば、子供には怒鳴ったりしてかわいそうな事をしたと思います。が、当時は私に余裕が全くなく、当たり前のことをしているぐらいにしか思っていなかったと思います。
家での子供の様子はと言うと、テレビを見たりゲームをしたりと呑気に過ごしているように見えました。心は辛く苦しかったのでしょうが、そこまで深く考える余裕が私にはありませんでした。
いま、不登校のお子さんと一緒にいるお母さんお父さんは、きっと同じではないでしょうか。
なぜうちの子が!と辛く苦しい思いをしていますよね。お子さんの気持ちに寄り添う余裕を持つことは、なかなか難しいと思います。
分かります。本当によく分かります。
いつまで続くのか分からないこの状況をなかなか受け入れられず、暗闇の中でもがき苦しむ時間はとても長く感じますよね。
外へ出るのも辛く、もし、この状況を理解して支えてくれる家族がいない場合、更に苦しく自分を責めてしまいますよね。
私はこの辛く悲しく苦しい状況が数ヶ月続きました。
しかし、その後は打って変わってこの状況を受け入れ、前向きに、そして明るくなりました!
不登校や学校の見え方、考え方が変わったのです。
この続きは次回のブログでお話ししますね!
きっと、今悩んでいるお母さんお父さんも変われます!